BABYMETAL「Shine」/Youtube動画の使用機材とギター解説

先日、アップした動画BABYMETAL「Shine」の録音環境や演奏時の私なりのポイントを書いていきます。

ちなみに、この記事は私なりの解釈なのでこれが正解!!という訳ではありませんので…


BABYMETAL 3rdアルバム収録の「Shine」。

すごく壮大で美しい曲ですね。
曲構成を見てみると繰り返しパートが多く、割と単純なように聞こえますがよく聞くと実によく作りこまれているのが分かります。

今回バッキングパートを全てMIDIで打ち込みました。

元々、歌のメロディは打ってなかったのですが、この曲は歌のメロディ込みの方が絶対良いだろうと思いストリングスで再現しました。結果、オーケストラを聞いてるかのように良い感じになったと思います。

画像クリックでYoutubeチャンネルが開きます


下のリンク先ではスロー動画でギターソロを弾いてます。目コピ・耳コピは音感を鍛えれるので参考にしてみてください↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=cJRdrG0OcGI

(Youtubeチャンネルが開きます)

使用機材とアンプ

ギターはESP Snapper7 Fujioka Cutom と Ibanez RGIF8
この曲は両パート7弦のみで弾けますが何となく8弦も使用。エレアコは中古の安いものです笑

ESP Snapper7 Fujioka Custom
ibanez rgif8

アンプはKEMPERでリグはバッキング・ソロ両方とも5150Ⅲ + EVH 4×12

リグマネージャーから取ってきたものを使用しました。

パラメータ-はバッキングのみBASSを下げ、更に音をタイトにするためアンプセクションのClarityを5.0まで上げて引き締めました。

ソロにはディレイとリバーブをかけてます。

バッキングとソロに関して、ラインで録音するのであればGAINは結構下げないと音が潰れてしまいますね。

バッキングではケンパーの数値で5.5。ソロでは6.5で録ってます。ケンパーでライン録音の場合、歪み量は7.0ぐらいが限度かな~という感じです。

その他のマルチエフェクターなどでもライン録音では歪みは極力少なめの方が良い結果となるようです。

奏法上でのポイント

奏法ポイントの解説にあたって

時間は私の投稿した動画上でのものです
上段をギター1、下段をギター2とします

曲全体を通して8/6拍子で進みますが、ギターソロで4/4となりここが変拍子に聞こえてしまうのでリズムを崩れないようにする必要がありました。

アコギパート~
通常のコードがほとんどなので特に難しい事は無いですが、B/C#というオンコードが出てくるので、押さえ慣れてないと詰まってしまう可能性があるので要練習箇所。

イントロ・メインリフ 0:43~
この曲のテーマとなる部分。ギター1の終始オルタネイトピッキングでのメインテーマをいかに安定してピッキングしてリズムをキープできるかがポイント。オルタネイトピッキングの練習にも良いと思います。

ギター2に関しては、TAB譜通りには弾いておらずポジションをより弾きやすい位置に変えています。

Bセクション 1:25~
アコギとクリーントーンアルペジオの部分。ここは特に難しい事はしてません譜面通り。クリーントーンには藤岡さんの有償リグ ViViX TriMkIII CLN2をそのまま使用。

サビ 1:40~
ここは上記 イントロ・メインリフ 0:43~ とほぼ同じですね。

ギターソロパート 2:34~
まず前半の繰り返しパート。ここも譜面とは異なるポジションで弾いてます。

上の運指をこちらに変更↓↓↓

自分的にはこちらの方が弾きやすかったです。

次に後半の速弾きパート 2:45~の3連符部分。
TAB譜では下図上段のようになっていますが、これをあのスピードで弾くのはなかなか難しいです。

LEGEND MやFORUMの映像を確認してみた所、和洋神バンドともここは下の緑の枠内のようにタッピングで弾いてましたのでこちらで弾きました。

4拍目は次のピッキングに移る動作の為14フレットのタッピングのみ

ソロ後のユニゾンパート 2:56~
ここはギター1、ギター2ともにユニゾンフレーズとなり、また動きのあるフレーズの為、左右でピッタリタイミングを合わせるのが難しい箇所です。

またバンドで演奏する際ここをピッタリ合わせないと悲しい感じになりそうです笑

この後は、サビの繰り返しとなるので上の内容と同じ。

いつもBABYMETALの曲をカバーする際は、出来るだけライブ時の神バンドの演奏を再現するべくコピーしています。指板のポジションも分かるところは忠実に。その為バンドスコアは参考程度になぞるだけにしていますが、それでも弾きにくい所は自分流に変更しています。

またギター1やギター2などのパート分けもバンドスコアと本家の演奏では全く違っていることが多くあり、私の上げているカバー動画ではライブ映像のパート分けもコピーしているのでそこも見ていただけると嬉しかったりします。

という事で今回はここまでです。


でわ( ̄^ ̄)ゞ

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