Steve Vaiのシグネィチャーアンプと言えばCARVIN LEGACY
そのLEGACYアンプシリーズの「VL300」のプリアンプ部のみを取り出し小さなペダル型にしたのが、この「LEGACY DRIVE VLD1」です↓↓↓
小型のペダル型と言ってもそこそこ大きく、縦横20cmほどの筐体です。
しかしながら、このサイズ感であのVAIサウンドが鳴ってくれるので素晴らしいです。
このVLD1は以前、CARVINの工場閉鎖の知らせがあった時に購入したものですが、KEMPERを買ってプロファイリングして取り込んでからはずっとしまっていて長く使う事は無かったのですが、部屋の片付けの際に出てきたので今回動画とブログでレビューしようと思います。
動画はこちら↓↓↓(Youtubeページが開きます)
CARVIN LEGACY DRIVE VLD1 – Demo
VLD1 各機能
ドライブとクリーンの2CH仕様。真ん中のGAINスイッチを押す事により、コンプ感と歪みが足されソロなどで活用できます。
右側のスイッチはドライブとクリーンのチャンネル切り替え。左のスイッチはこのプリアンプ自体のON/OFFスイッチとなっています。
- コントロール(Drive channel): VOLUME / DRIVE / BASS / MID / TREBLE / PRESENCE / GAIN
- コントロール(Clean channel): VOLUME / BASSMID / TREBLE / PRESENCE
- フットスイッチ: BYPASS、 GAIN、 DRIVE/CLEAN
- 真空管:12AX7×2
- フットスイッチ・ジャック:1/4″、Tip: Hi Gain、Ring: Drive/Clean
- バイパス・ジャック:1/4″、Tip: Bypass
- Phones/Cab Voiced Out(側面):G3 speaker cabinet voicing(キャビネット・エミュレーター)、ヘッドフォン、ステレオ/モノ、ロー・インピーダンス対応
- 本体サイズ:97×225×213mm
- 重量:約1.55kg
このVLD1には、左側面にPHONE/CAB Voiced OUTが付いているためヘッドフォンで聞いたり、オーディオインターフェイスにそのまま接続するとキャビシミュレートアウトがあるのでそのまま録音する事も出来ます。
また普通の手持ちアンプのインプットに差し、ディストーションペダルとしても活用できます。
しかし、個人的にはディストーションペダルとしてではなく、LEGACYプリアンプとしてアンプのリターンに差し本物のLEGACYサウンドを体感するのがおススメです!
どうしてもキャビシミュからの音は平坦な音になりがちで、音も高域が強調されLEGACYならではのジューシーでそして豊かな低音が阻害される感じがします。
VLD1は真空管プリアンプの為、真空管12AX7が2本搭載されています
デザインも実際のアンプと同様のトーンノブや筐体の色。この辺もヴァイマニアにはたまらないポイントになっています笑
また足で踏み込むペダルである事から、コントロール・ノブへの不要なアクセスを防止するデザインになっているのもポイントですね。
先ほど上で張ったリンクの動画を見ていただけると分かりますが、まさしくヴァイのあの音です。いろいろなアンプでCARVIN LEGACYの音を再現してみようと試みた時期もありますが、唯一無二のあの音を出すにはやはり本物しかないです。
動画はこちら↓↓↓(Youtubeページが開きます)
CARVIN LEGACY DRIVE VLD1 – Demo
最近ではSYNERGYアンプより、「VAI SIGNATURE PRE-AMP – module」という新たなLEGACYトーンを再現したものが出てきましたが、こちらも一度は試してみたいですね…
以前、CARVIN工場の閉鎖が決まり一時はこの「VLD1」やCARVIN製品の生産もSTOPしますという話がでて、国内唯一の取り扱い店舗 SOUNDHOUSEで30%オフセールまで行われましたが、なんとか持ちこたえた?ようで笑
現在では、SOUNDHOUSEでの取り扱いが行われています。
しかしながら、今後またいつ生産が止まるかも分かりませんので、もし欲しいと思っている方がいるならば、早めに手に入れていた方がいいかもしれません…。
でわ( ̄^ ̄)ゞ
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