(*こちらの記事は以前のブログ2017年のものから引き継ぎ再編集したものです)
Steve Vai Signature Model 「JEM777-DY」30周年のアニバーサリーモデルです。 ほんとこのギターには昔から憧れがあり、いつかは欲しいな~と思っていたのですが復刻決まって即購入決定しました♪

不思議なものでこういう特別なギターって手にしても、あまり弾かず見てる方が多いんですよね~…。ギター以外にもいろんな楽器がありますが、楽器って美術品的な要素もあると思うんです♪ 弾き倒したいギターもあれば鑑賞用みたいに見ていたい物とか・・・。 たまには弾いてメンテしてやらないとダメですけどね^^
JEM777について
“IbanezのJEM777”と言えば1987年のサマーNAMMショウでアンヴェールされたSteve Vaiの 記念すべきシグネチャー・モデル第一号機。 Lochness Green (LNG)、Desert Sun Yellow (DY)、そしてShocking Pink (SK)というあざや かな3色をボディ・カラ―に、さらにポジション・インレイやパーツ、キャビティ、JEMの象徴で あるモンキー・グリップ部分にまでその3色をコンビネーションで配色した当時類を見ない前衛 デザインをまとうギターでした。
日本国内では、LNGは限定色として少数のみ販売され、SKとDYはカタログ・モデルとして数年 に渡ってラインナップされましたが、それ以降このカラーリングはSteve VaiとJEM、そして Ibanezのギターを象徴する色となって現在に至ります。
そして2017年。 JEM発表30周年を記念して、オリジナルのJEM777を可能な限り再現して現代に甦らせた。

ボディにはオリジナルと同じく、当時はまだ稀であったもののその後のRGモデルでも使用が定番となっていく、クセのない音響特性でエフェクトを使うサウンドメイクに適するバスウッド 材を採用しています。
もちろんJEMモデルのデザイン・シンボルとも言える”モンキー・グリッ プ”と”ライオンズ・クロウ”キャビティ加工は忘れません。

スリムなシェイプの始祖とも表現できるネックはメイプル材とウォルナット材の5ピースで構成 し、30周年のアニバーサリー・ロゴを象った専用メタル・プレートでジョイントしています。 ジョイント・ヒールに傾斜をつけて加工するティルト・ジョイント方式を採り、単なるトラディ ショナルではなく高フレット・ポジションでの演奏性に配慮しています。
また21フレットから24フレットまでをスキャロップ加工したメイプル指板は、今ではすっかり JEM7V等のシグネチャー・モデルでトレードマーク的な仕様になっています。 トレモロは長年にわたりSteveが愛用しているEdgeトレモロですが、そのキャビティ内にはオリジナルJEM777と同じく、バックストップを装備しています。
ピックアップはピンク・カバードのDiMarzio® Evolution®をHSHレイアウトでピックガード・ マウントしています。

- 1987年発表の同品番モデルを可能な限り再現した、生産数量限定のアニバーサリー・モデル
- 21~24フレットをスキャロップ加工したメイプル材指板 w/ピラミッド・ポジション・インレイ
- 30周年記念デザインを象った専用のメタル・ジョイント・プレート
- ハイ・フレット域の演奏性を追求して採用したティルト方式のジョイント・ヒール
- Ibanez 伝統の“Edge”トレモロ、トレモロ・キャビティにはバックストップをも装備
- 軽量&高耐久カーボングラファイト・グリップが繊細な操作を可能にするUltralite Tremolo Arm™
- ピンク・カバードUSA製DiMarzio® Evolution®ピックアップ
- 30周年記念板付ハードシェル・ケース、専用色(緑)マルチツール、ストラップ付き認定証付属
- Neck type JEM 5pc Maple/Walnut neck
- Body Basswood body
- Fretboard Maple fretboard w/Disappearing Pyramid inlay
- Fret Jumbo frets w/Prestige fret edge treatment
- Bridge Edge tremolo bridge
- Neck pickup DiMarzio® Evolution® (H) neck pickup
- Middle pickup DiMarzio® Evolution® (S) middle pickup
- Bridge pickup DiMarzio® Evolution® (H) bridge pickup
- Hardware color Cosmo black
Youtube動画
可能な限り当時のモデルを再現と謳っていますがハッキリ言って別物です。 いうなら現代版JEM777。
当時発売されたこのモデルに近い時期に発売されたJEMも所有していますが、弾き比べてもやはりネックのグリップ感、弾き心地は違います。可能な限りというならもう少し攻めれたはず・・・。ですがそうすればもっと価格は跳ね上がったんでしょうね・・・。 価格はスペックと照らし合わせると少々お高いですけど、このモデルを再販してくれた事はほんとありがたいです♪
このギターで弾いた動画があるので良かったら暇つぶしにでも見てください♪ あ、もう一つこの動画に注目して頂きたいのはギターの音!!今回、録音の際にHOTONEのXTOMPを使っているのですが、モデリングにSteve Vaiのシグネイチャーアンプ「CARVIN LEGACY」のモデリングがありそれを使って弾いております。 なかなか再現性が高くいい音してると思います^^
でわ( ̄^ ̄)ゞ
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