KarDiaN titania レビュー/仕様と使ってみた感想


KarDiaN titania はエクストリーム・メタルからポップスまで様々なレコーディング、ライブと活動の幅を拡げる、ギタリストの「Leda」のシグネチャー・モデルとして開発がスタート。Ledaの愛するDjentからクラシカルなロックまで、幅広い音色をアウトプットするためのサウンドが実現したペダル。


KEMPERがあるしコンパクトエフェクターはもう買う事はほとんど無いかな?と思っていたんですが、多弦を使用するLeda氏のシグネイチャーペダルという事もあり発売前から気になってまして、そして発売当日に我慢できずに購入してしまいました(笑)

今回はtitaniaの仕様と使ってみた感想を書いてみたいと思います。

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仕様と感想

titaniaは2種類あり、基本的にはどちらも全く同じ物ですが筐体のデザインが違います。画像左のは二酸化チタンの結晶をモチーフとして作られた花のデザインをレーザーで刻印。との事

また左の物にはLeda氏の「サイン入り認定証」が付属しています。

私は右側のノーマル筐体の方を購入しました♪


– SPECS –

  • スイッチング方式:トゥルーバイパス
  • 電源方式:9V~18VセンターマイナスDC電源 (電池可9V形006P型)
  • 寸法:幅 (W) 100 mm、奥行き (D) 120 mm、高さ (H) 57 mm (フットスイッチやジャック等の突起物含む)
  • 重量:408g

筐体表面がすごくキレイでかっこいいデザインになっています。


またペダルをON/OFFするフットスイッチがとてもよく、軽い踏み心地ですがカチッと踏んだ感触があり気持ちいいです。


titaniaのノブは数多くのギターアンプと同じように4つのEQ (BASS.MID.TREBLE.PRESENCE) VOLUME.GAINと分かれていて音作りもとても直感的にしやすいです。

●VOLUME
全体の音量をコントロールします。

●GAIN
歪の量を調整することができます。ハイゲインから超ハイゲインまでセッティング可能。

●BASS
低域の量を調整。

●MID
中域の量を調整します。Leda氏と共に調整したモダンシーンに最適なミドル帯域にチューニングされています。

●TREBLE
高域の量を調整。

●PRESENCE
エアー感のある超高域を調整。

このtitaniaの良い所として、7弦、8弦使用時の低域の発音の良さが1つの売りとなっていますが、超低域でも音に芯がありべチャっと潰れた感じにならないのですごく扱いやすく感じました。BASSをあげても芯があり、その芯の周りに低音がまとっている感じでしょうか・・・

またMIDDLEの可変域がとても広くこちらもとても扱いやすい印象。ドンシャリからミドルの出たジューシーな音までカバーできます。

言葉では説明しずらいですが、低域から高域までバランスよく発音されていて一つコードを鳴らすだけで「おーっ」という感じになりました。
Djent系の音楽では低域をいかにうまくカットするかが決め手と言われますが、このペダルならすごく音作りしやすいんじゃないでしょうか?!


そしてノブの横に付いているミニスイッチがありますが、これの役割は

●CHARACTERスイッチ
GAINセクションに入る前の低域の量を調整できます。また他弦ギター等の低域が広い楽器に合わせてキャラクターを調整することも可能です。

・H (HEAVY)
キャビネットの唸るような低域を作り出すことができます。

・N (NORMAL)
本機の基準となる低域のバランスです。

・L (LIGHT)
アンサンブルにもマッチした、軽いモダンな低域を作り出すことができます。

このスイッチがほんとに素晴らしい仕事してます!!(笑)


低域と比例してGAINも上下しているようで、このスイッチのお陰でロックからザクザク歪んだメタルまでカバーできそうです。基本的にはハードなメタル用にGAIN調整されているようですが、Lにスイッチを変えてGAINを下げる。そしてストラトの様なシングルPUで弾くといい感じのクランチサウンドになります。


使用方法

基本的にはクリーンなアンプの前にtitaniaを繋いで使うのが普通かと思いますが、KEMPERやフラクタルの様なマルチな機材にはLOOP EFFECTを通してクリーンアンプの前段に持っていけばフットコントローラーで制御できるのでおススメ。

私も今はKEMPERにLOOP DISTOTIONをアサインして鳴らしています。まだまだ試行錯誤しながらやっていますが出音はすごくいいです。

クリーンアンプの種類によってサウンドも当然変わってくるので、いろんなアンプタイプやキャビネットの組み合わせを変えたりして好みの音が出るのを探っています。

今の所、自分の好みではMarshall JMP-1のアンプにHESUやENGLのキャビを使うのが好みかな…



しかしアレですよ、

このペダル、

すごくいい!

すごくいい!!

すごくいい!!ww


金額は、

サイン入り認定証付きのLEDA SIGNATURE EDITIONが¥36.300。
通常モデルのtitaniaは¥28.600

程度となっています。

どちらも今現在(2020.10.14)、売り切れ続出のこのペダルですが一部楽器店では店頭販売もされているようなので見つけたら一度試奏されてはいかがでしょうか?



でわ( ̄^ ̄)ゞ

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