平行調とは同じ調号を持つ、長調(メジャーキー)と短調(マイナーキー)の関係を言います。
C メジャーキー | ⇔ | A マイナーキー |
D♭メジャーキー | ⇔ | B♭マイナーキー |
D メジャーキー | ⇔ | B マイナーキー |
E♭メジャーキー | ⇔ | C マイナーキー |
E メジャーキー | ⇔ | C#マイナーキー |
F メジャーキー | ⇔ | D マイナーキー |
F#メジャーキー | ⇔ | D#マイナーキー |
G メジャーキー | ⇔ | E マイナーキー |
A♭メジャーキー | ⇔ | F マイナーキー |
A メジャーキー | ⇔ | F#マイナーキー |
B♭メジャーキー | ⇔ | G マイナーキー |
B メジャーキー | ⇔ | G#マイナーキー |
Cメジャーキーで考えてみると、ピアノの白鍵部分のみを使用した音階がCメジャースケールです。
CメジャースケールとAマイナースケールは同じ音の構成音を持っています。
Key=Cの場合、調号(#、♭)は付いていません。Aマイナースケールも調号の付いていないスケール。
このように同じ調号を持つ音楽的に深くつながっている関係を平行調と呼びます。
ギターの指板上で平行調を確認する方法
上の一覧で全てのキーの平行調を書きましたが、全てを暗記する必要はありません。
ギターの指板の音の位置さえ分かっていれば簡単に確認できます。
上の図を見ればわかるようにメジャーキーから見ると、3フレット分下がった位置にマイナーキーの平行調が見つけられます。
この方法は全てのキーで同じで、メジャーキーから下に3フレットと覚えているだけでOKです♪
平行調はこんな時に役立つ
まず、平行調の関係を知っていることで
- 作曲 (平行調の転調・平行調の同主調の転調など)
- ダイアトニックコードの理解
- アドリブ時の指板の把握と応用
- スケールの把握
など、ギターを自由に扱っていく上で土台となる理論です。
ですが、こういう理論というのは必要でないときに覚えても全く意味のない知識だと私は思います。
理論全般に言える事ですが、理論ばかり覚えてもそれがかえって演奏に支障をきたす事もありますので、自身がギターを弾いてきた中で必要となった時に覚える方がスッと頭に入ると思います。
でわ( ̄^ ̄)ゞ
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