EMINENCE 「THE TONKER」/スピーカーユニットの交換

●EMINENCEは

1966年アメリカ・ケンタッキー州で創業。現在も同地に自社工場を構えており、プロフェショナルを唸らせるクオリティの高いギター用、PA用スピーカーユニットを世に送り出しています。大ヒットを記録している「Tonker」「Legend」や、トーンにこだわるギタリスト、エリック・ジョンソンの名を冠したシグネチャーモデル「EJ1250」も人気を博しています。

●THE TONER

太くかつウォームなサウンドのスピーカーユニット。高い許容入力をもち、クリーンかつスムースな中域を特徴とします。トップエンドはとても明瞭で、倍音を豊富に含んでいます。長きに渡り尊ばれ、だれもが耳にしたであろう伝説的なアンプのトーンを再現。タイトで明るいサウンドから唸るような歪みまで、クラシックなトーンを現代に蘇らせます。

■口径:12″
■インピーダンス:8Ω
■許容入力:150W
■周波数レンジ:70 Hz – 5 kHz
■感度:101.5 dB
■マグネット:フェライト
■ユニット重量:5.03kg
■その他:
■マグネット重量:1.67kg
■ボイスコイル径:2インチ
■サイズ:305.6 mm x 305.6 mm x 132.1 mm
■バッフル径:281.2 mm
■取付ねじ穴の直径:6.4mm
■取付ねじ穴間の直径:294.4mm Mounting Holes B.C.D.
■ボイスコイル材:Copper voice coil
■フォーマー:Polyimide former
■バスケット:Pressed steel basket
■コーン:Paper cone
■エッジ:Paper cone edge
■ダストキャップ:Zurette dust cap

スピーカーユニット交換

今回 LANEY IRT112のスピーカーを交換します。

IRT112は安価でコスパのよいスピーカーキャビネットですが、私の様な家で使うような使い方だったら交換しなくてもそのままで十分でしたが、前からスピーカー交換に興味もあってまた安く手に入ることもあって変えてみる事にしました。

何やらサインが入ってますが、、、ギタリストの大村孝佳さんの私物品です。

以前、大村さんはスピーカーの違いでどう変わるのかというのをいろいろ試されてた事があり、その時にいくつものスピーカーを購入、交換されて検証されておりました。
そのスピーカー達を放出します。という事でその際に割と口コミ評価の良かったTONKERを選び購入いたしました。
交換してしまうとせっかくのサインが見えなくなるのですが、飾っておくのも勿体ないし場所も取るので交換いたします。


交換自体は至って簡単で


キャビネットの裏蓋を外します。この時電動ドリルがあれば当たり前ですが楽です 笑
ドライバーで回すのは結構大変です。


裏蓋を外すと線が繋がってますので無理に引っ張らないように注意!!


こちらがLANEY純正のスピーカー。スピーカーにはプラスとマイナスの線が繋がってるので、新しいスピーカーを取り付ける時に極性を間違えないように注意


スピーカーは結構重いので取り扱いに注意が必要です。表面のコーン部分は破けやすいのでぶつけたり指が刺さってしまわないように・・・

取り外し、取り付けは4か所。スピーカーキャビネットによってはボルトで止めてあったり、ネジで止めてあったりと様々ですが基本そのまま付け替えるだけなので問題ないでしょう。このLANEYのスピーカーキャビネットはボルト止めでした

あとは元のようにプラスマイナス線をつなぎ直し、バックパネルを戻せば完成です!

サウンドサンプル

LANEYのスピーカーとEMINENCEのスピーカーをマイク録りして比較してみました


LANEYもいいのですが、ハイのジャリっとした音と低域がブーミーなところがTONKERでは解消されているのが分かります。好みによる所もありますがハイが落ち着いた分、ローミッドがよく出てまとまった音になりました。

ハイは角が取れて丸くなったようにも感じますが、全体的には 高中低域 バランスよく出力されていると思います。また倍音成分も豊富で弾いていて気持ちいいです。

これを購入する前に口コミ評価も見たのですが、他の方も言うように特徴は無いけれどもバランスの良い優等生な印象です。

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でわ( ̄^ ̄)ゞ


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